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【北海道】【ジンギスカン】とは?発祥・由来を解説

北海道・東北地方
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北海道の郷土料理「ジンギスカン」とは

「ジンギスカン」は羊肉を生のままもしくはタレに漬け込んで玉ねぎ、もやし、ピーマン、人参などの野菜と一緒に専用の鍋で焼く料理で、北海道の郷土料理です。

北海道のほぼ全域で食べられていますが、地域によって生のまま肉を焼いて漬けダレにつけて食べる「生肉ジンギスカン」とあらかじめ醤油ベースの酒、唐辛子、リンゴ、ミカンの果汁や生姜などを合わせた漬けダレにつけて焼く「味付けジンギスカン」があります。

ジンギスカン
ジンギスカン / by Koji Horaguchi

「ジンギスカン」には専用のジンギスカン鍋というものがあり、南部鉄器などの鉄製で真ん中が盛り上がっていて焼く部分に溝が出来ており、真ん中近くで焼いた羊肉の肉汁が周りの野菜にかかって、野菜も美味しく頂ける工夫がされています。

羊肉は「マトン」と「ラム」を使いますが、「ラム」とは生後1年未満の子羊の肉で臭みもなく柔らかい一方で、「マトン」は生後2年以上ほどの大人の羊の肉で少しクセはあるものの脂が乗っていて味もしっかりしています。

羊肉は牛肉や豚肉と比べてカロリーも低く、野菜もふんだんに盛られるので、「ジンギスカン」はヘルシーな料理として人気があります。ビールとの相性も良いので、北海道での宴会料理として又観光客向けの名物料理としても人気があります。

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「ジンギスカン」の発祥・由来

「ジンギスカン」というと広大な草原が続くモンゴルを思い浮かべますが、実はモンゴル料理ではなく中国料理を元に日本で生まれた料理です。モンゴルでは羊を放牧しているのでもちろん羊肉を食べるのですが、羊肉を缶に入れて蒸し焼きにしたり、塩味で煮たりする「シュウパウロウ」という料理が主流で「ジンギスカン」のような料理はありません。

「ジンギスカン」に似た料理は中国料理の「コウヤンロウ」という羊肉を焼く料理があり、これが日本人の口に合うように工夫されて「ジンギスカン(成吉思汗)」が生まれたのではないかと思われます。

もともと日本人には羊肉を食べる習慣がありませんでしたが、日本が戦時中に中国に満州国を建国する頃になると、北海道では軍用の制服として羊毛を自給するために各地で羊の飼育場が作られました。大量の羊毛を調達するために羊を飼い始めたのですが、羊を食用とする習慣のない日本人は羊肉の活用に困り、日本人でも食べられる羊肉の料理の開発に迫られました。そこで羊を焼く「コウヤンロウ」という中華料理を参考に玉ねぎやもやしなどの野菜を加えた「ジンギスカン」が誕生したというわけです。

「ジンギスカン」という名前の由来には諸説があります。まずはモンゴル帝国を築いた初代皇帝チンギス・カンが野戦の陣中食として羊肉と野菜を食べていたとする説です。又、かつて源氏の武将として名を馳せた源義経が北海道を渡って、モンゴルでジンギス・カンとなったという伝説にちなんで名づけられたとする説もあります。他にも満州国初代総務長官の駒井徳三が中華料理の「コウヤンロウ」をモンゴル帝国の初代皇帝チンギス・カンをイメージして名付けたとする説があります。いずれの説も確実だとされているわけではなく、実際にモンゴル料理にも日本のジンギスカンと同じ料理があるわけではないのですが、モンゴル帝国のチンギス・カンがイメージされている事は間違いないようです。

ジンギスカンの地域別特色

  • 内陸部は「味付け」、沿岸部・都市部は「後付け」が多い

北海道では元々は軍服用の羊毛生産として羊の飼育が始まりましたが、同様に羊肉の生産も盛んになりました。羊の飼育をする種羊場が滝川、札幌、月寒などにできましたが、それらの地域を中心として羊肉を食べる料理や文化が広がっていきました。内陸部の滝川ではあらかじめ羊肉をタレで味付けをして野菜と一緒に煮込む形式の「味付けジンギスカン」が主流となり、沿岸部や都市部の月寒や札幌では生の羊肉を野菜と一緒に焼いて別皿のタレにつけて食べる「後付けジンギスカン」が主流になりました。

「ジンギスカン」の店マップ

ジンギスカンの通信販売【楽天市場】

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