宇都宮餃子

宇都宮といえば「餃子」

栃木県宇都宮市は「餃子の街」として有名で、宇都宮といえば「餃子」と呼ばれるほどです。「餃子」といえば何も珍しくない料理ですが、「宇都宮餃子」は1991年(平成5年)に宇都宮餃子会に登録商標されているれっきとしたブランド品です。とはいっても「宇都宮餃子」に明確な定義があるわけでなく、基本的には宇都宮市内で作られている餃子や市外でも宇都宮市内の餃子店の支店などを含めて「宇都宮餃子」と呼んでいるようです。餃子の種類も関係なく、焼餃子、水餃子、揚餃子、スープ餃子も宇都宮に関係していれば「宇都宮餃子」です。栃木県の県庁所在地、宇都宮市内には餃子専門店、中華料理店、土産物店など餃子を扱う店が200軒以上あるといわれています。また、宇都宮市は一世帯あたりの餃子購入額が全国でも上位を争っており、2010年までは15年間連続で首位の座にいました。宇都宮市民には餃子が広く定着しており、まさに宇都宮は餃子の街なのです。


宇都宮餃子 / switchstyle

 

「宇都宮餃子」の由来

宇都宮に餃子が広く普及するきっかけとなったのは、中国東北部の満州に駐屯した陸軍第十四師団が帰国した際に本場の餃子を持ち込んだ事とされています。帰国した将兵達が本場の中国の餃子の製法を持ち帰り、終戦後は宇都宮各地で餃子の店が開かれる様になりました。宇都宮では餃子が浸透していましたが、「宇都宮といえば餃子」といわれるほど有名になったのはごく最近の事です。今では「宇都宮餃子」は名物として取り上げられますが、かつては「宇都宮餃子」という呼び方はしませんでした。「宇都宮餃子」が全国的にも知られるようになったのは、1991年(平成5年)の「宇都宮餃子会」の発足にはじまります。宇都宮市の町興しに頭を悩ませていた市職員が餃子で町興しをしようと、市内の餃子専門店などに呼びかけて結成されたのが「宇都宮餃子会」です。それから宇都宮の餃子は会を中心に町興しの牽引役として貢献するようになりました。「宇都宮餃子」を観光資源として各種イベントの開催、餃子マップの作成、餃子駅弁の販売、餃子像の建設など、現在では年間約80万人が宇都宮に餃子を食べに来るほどになりました。


宇都宮餃子像 / kimishowota

 

「宇都宮餃子」の特徴

「宇都宮餃子」の野菜が中心の甘味のあるのが特徴です。一般的な餃子は肉やにんにくがタップリ入ってジューシーですが、「宇都宮餃子」にはそれらはほとんど入っておらず、にら、ねぎ、キャベツなど野菜がたっぷり入っています。肉がタップリ入ってにんにくを利かせたジューシーな餃子が好きな方には物足りないかもしれませんが、とはいっても野菜が中心の「宇都宮餃子」はヘルシーで野菜の旨味と甘味が味わえて美味しいです。餃子専門店の一つ「正嗣(まさし)」ではメニューは焼餃子と水餃子のみでライスもありません。御飯を食べずに大人1人が焼餃子を二皿、水餃子を1皿といった感じでひたすら餃子のみを食べるのです。野菜中心で脂っこくないので胃にもたれる事もなく、女性でも二皿、三皿平らげてしまうというわけです。また、野菜中心なので値段も比較的安く、1皿200円程度で食べる事ができます。

 

宇都宮餃子会直営店「来らっせ」

「宇都宮餃子」は宇都宮市内で200店舗以上が餃子を取り扱っているといわれ、あまりに多すぎる店舗の数に観光客は戸惑う事は間違いありません。果たしてどの店がオススメなのか、自分に合った餃子を出す店はどこかなど闇雲に探しても見つからないと思います。そんな観光客の為に「宇都宮餃子会」直営の餃子のテーマパーク「来らっせ」がオススメです。宇都宮市馬場通りのメガドンキホーテ地下1階にある「来らっせ」には宇都宮餃子を出す市内の店舗32店舗が集結しています。常設店舗ゾーンでは幸楽、宇都宮みんみん、めんめん、さつき、龍門の5店、日替わり店舗ゾーンでは餃子会加盟の27店舗が曜日ごとに変わって出店しています。宇都宮市内を回るよりも1箇所で市内の餃子店の味を比べる事ができるので大変便利です。また、餃子作り見学、餃子作り体験も可能で、お土産として加盟店舗の冷凍餃子の販売もしており、地方発送もできます。オリジナルの餃子グッズも販売しており、「来らっせ」は「宇都宮餃子」を満喫できる場所です。

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