群馬県の郷土料理
「生芋こんにゃく料理」は生のこんにゃく芋をすりおろしてつくるこんにゃく料理で、群馬県の郷土料理です。
こんにゃくはほとんどがこんにゃく粉から作られますが、生のこんにゃく芋で作られたこんにゃくは弾力と風味があって美味しいです。
群馬県はこんにゃくの全国生産量の約9割を占める全国1位の「こんにゃく王国」で、2位の栃木県、3位の茨城県を大きく引き離しています。
「生芋こんにゃく料理」の産地
群馬県内では下仁田町、利根郡、北群馬郡、吾妻郡などが主要産地です。
現在はこんにゃくは広大な平野で大量に栽培されていますが、昔はその特性から山間地で作られていました。
こんにゃくは強い日光を嫌うので、日照時間が短い山間部で良く育ちます。
又、こんにゃくは水はけが良くないと育たないので、山の斜面にある水はけの良い土地が適しています。
山間地の下仁田町ではそうした地域特性を生かして昔からこんにゃく栽培が盛んです。
下仁田町には産地ならではの新鮮な生のこんにゃく芋を使った「生芋こんにゃく料理」を提供する店があります。
「生芋こんにゃく料理」
「生芋こんにゃく料理」には刺身、味噌田楽、天ぷら、白和え、炒り鳥、サラダ、そうめんなど様々です。
下仁田町の「下仁田こんにゃく観光センター」ではこんにゃく尽くしの「こんにゃく御膳」が食べられますし、数々のこんにゃく製品を販売しています。
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